ギムネマシルベスタはインドで古くから糖尿病の治療薬として利用されていた蔓性植物です。ギムネマ茶はダイエットにも効果があり、葉に含まれる成分であるギムネマ酸には味覚の中の甘味をカットする性質があります。糖尿病にも効能があります。
ギムネマシルベスタとはインドや東南アジアに自生する
蔓性植物でガガイモ科に属します。
別名をグルマールといいます。
グルマールとは砂糖を壊すものという意味があります。
ギムネマの葉を噛むと甘味だけが感じなくなってしまうという
不思議な特徴があります。
それは、葉に含まれる成分であるギムネマ酸には味覚の中の甘味を
カットする性質があるからです。
インドでは古くから糖尿病の治療薬として利用されています。
腸管内で糖分の吸収を抑制する働き、脂肪酸の吸収を抑制する働きそして
食後のインスリンの急激な上昇を抑える働きもあるので、生活習慣病の予防にも
適していて、ダイエット効果が期待できます。
特に副作用はありませんが、注意するべきことがあります。
ギムネマは小腸でブドウ糖の吸収を抑制する働きがあるので、
血糖降下剤との併用によって、低血糖を起こす可能性があることと、
小腸で鉄の吸収を阻害する成分もあることです。
サプリメントを摂る際はそうした成分を除外したものもあるので、
注意書きなどをよく読むことが大切です。
ギムネマ茶の飲み方としては、食後30分以内に飲むことがお薦めです。
食前に飲んでしまうと甘さを感じなくなってしまう為、食事を美味しく頂くことが
できなくなってしまいます。また、空腹時ではギムネマの効果は発揮されません。
お茶を作るのが面倒な場合にはDHCなどからサプリメントも出ています。
また、エキスが100%入ったカプセルタイプのものもあります。
糖尿病には、血糖を抑える働きをするインスリンの不足によるT型糖尿病と、
多食と肥満によって起こる成人型のU型糖尿病とが
ありますが、どちらにても過食と糖分摂取を控える食事療法を
長期間続けなくてはいけません。
こうした場合、食べても腸管からの糖分の吸収が抑制されれば、節食したことと
同じ効果が得られることになります。
その働きがギムネマ酸にあることが実証されました。
ギムネマ酸のこの吸収抑制効果によって血糖値が下がると、
血糖値を下げるホルモン、インスリンの分泌量が減って、それが
膵臓の負担を軽くして回復を促進することも期待できます。
ギムネマ酸によって糖分の吸収が少なくなるということは、
生活習慣病の温床とされる肥満を抑制するのにも効果があるといえます。
糖尿病や肥満などは、長い時間をかけて対処しなくてはならないものですが、
手軽に飲めるお茶などは、継続するには好都合です。
ギムネマ茶は乾燥葉を焙煎した番茶状のものなので、
苦味も消えて風味が増して美味しく飲み続けることができます。
最近では、お茶以外にもエキスを粉末や顆粒状に加工した健康食品も出ています。